11.16.2015

第1回授業研究プロジェクト会のご報告

先日開催されました研究プロジェクト会について、その内容を報告します。次回から参加
いただい大丈夫です!ぜひ、一緒に勉強していきましょう。


授業研究プロジェクト
 第1回授業研究プロジェクト会
 【主な内容】
 ○研究協議1 
  出席者(講師長崎先生、会長山田先生を含む)が感じている、又は感じていた課題を
 付箋に書いて出し合ったものを4つのカテゴリーにまとめました。

  

 1 学びのOWNERSHIP
  ・中学校の学び直しはいつまで、どの程度まで?
  ・4技能の育成・バランス・指導・評価
  ・小学校の実態を知らない
  ・授業50分の中での山場の作り方、ゴール設定の仕方、振り返りの仕方
  ・どの生徒も伸ばせているのか
  ・英語教員同士の交流、情報交換

 2 生徒の英語を使う量、場面
  ・不十分だがどうしたら?
  ・英語を書くのが苦手な生徒に対する指導…書くことの本質
  ・フィードバックで育てるには?…ライティングやスピーキングの評価の仕方
  ・会話の内容・レベル・量を上げるには?…伝えたいこと
  ・教師主導型の授業
  ・アクティビティとプラクティスの関係。生徒に暇を与えさせない工夫と定着

 3 生徒のモチベーション
  ・英語が嫌いな生徒…
  ・生徒の元気がない
  ・クラスの人間関係に左右される

 4 学ぶ環境
  ・ICTの有効活用
  ・限られた時間の有効な使い方
  ・家庭学習


 ○講師の長崎先生よりミニレクチャー
  研究協議1が予想以上に盛り上がり、長崎先生からのミニレクチャー概要のみに
 なりました。
  指導要領では「授業は英語で」となっているが、その主旨は、「learn by being taught
 から「learn by doing」への移行である。その実現のために、私たち教員は何ができるの
 かを考えなければならない。授業でやっていたことを、家庭学習で行い、家庭学習でやっ
 ていたことを授業で行う、「反転授業(flipped classroom)」の実践について。実際に、
 「英会話絶対音読挑戦編」から宿題が出て、次回はそれを使った授業を体験します。

 ○研究協議2
  ・研究の方向性…4つに分けた課題から、自分の課題を決め実践する
  ・研究の手法 …アクションラーニング 決める⇒実践⇒報告
  ・Online Book Club を始める。『成長する英語教師』(高橋一幸著、大修館書店)を少し
   ずつ読み、11月から毎週月曜日にその内容について考えや実践などをメールで報告
   しあう。

  ○次回について
  ・1220日(日)10:0012:00 岡豊高校